これから家づくりをはじめる方やリフォームをされる方が1度は訪れるショールーム。
全国には様々なメーカーのショールームがあり、展示してある実物の「設備」や「建材」を見学できます。
今回は初めてショールーム見学の方必見の、ショールームを上手にまわるためのポイントを3つご紹介します。
この記事の目次
POINT1.場慣れするために、とりあえず足を運んでみる
ショールームにはたくさんの商品が展示されているため、初めて訪れた人はあまりの情報量に圧倒されてしまいます。
便利な機能や流行りの色柄、スタイリッシュな商品などたくさんの商品を見ることができるので、ついついテンションが上がってしまい、住宅設備で大幅な増額になってしまうことも珍しくありません。
ですからまずは、ショールーム自体に慣れるために近場のショールームに行ってみましょう。
最近では商品単体の展示だけではなく、コンセプトごとやテーマごとに空間の展示がされているショールームも多く、生活や暮らしの雰囲気をイメージしやすくなっています。
暮らし方の提案を見ながら、自分たちに合った空間のイメージを覚えておきましょう。
初めてのショールームでは商品の詳しい情報にだけ注目するのではなく、空間全体の雰囲気をつかみ、自分たちの家に置き換えて暮らしをイメージしてみることで、建てたい家の雰囲気を広げることができますよ。
POINT2.何を見たいのかをリサーチ&整理
ショールームに行く前に、取り扱っている商品や価格帯についてある程度調べておくことをおすすめします。
気に入った商品が実は一番高いラインナップであったりすることも少なくありません。
ハウスメーカーや工務店の担当者が同行する場合はそれぞれのメーカーの強みや雰囲気などを聞いておくこともできますが、自分たちで行く場合は事前に調べておくとメリット・デメリットなどポイントを押さえて効率よく見学することができます。
また、自分たちが何を見るべきか、何が必要なのかを知っておくことで、本当に必要な項目がわかり、ショールームに行ったときに無駄な時間を省くことができます。
そうすることで必要のない機能でのコストアップを抑えることができるのです。
‟あったらいいな”に予算を使うのではなく、必要なものに費用を掛けましょう!
POINT3.予約をして、いざショールームへ!
予約をして行けば、ショールームの方が丁寧にわかりやすく商品について説明してくれます。
ショールームでは実際に触れたり体感したりできるので、カタログではわからない質感や素材感、動かし方などぜひ体験してみましょう。
同じ種類の商品でも、それぞれのメーカーでこだわっている部分が違っていることも多いので、実際に触ってみることで、自分に合ったものなのか、そうではないのかを判断できますよ。
また、設備メーカーのトイレを使ってみることをお勧めしています。
実際の商品が設置されており、本当に使ってみることができるので試してみてください。
また‟高さ”が関連しているものでは注意が必要になります。
なぜなら実際の住まいでは靴を履かないからです。
ショールームでは外履きを履いていますが、家の中では脱いでいますよね。
少しの高さの違いかもしれませんが、使い勝手は大きく変わってしまうので、‟高さ”が関係するものは靴を脱いで体験してくださいね。
ほとんどのショールームではスリッパを用意してありますので、気軽に履き替えることも可能ですよ。
実機を見てみるといいものばかりに目がいってしまい、気づいたときには現実的でない見積になっていることも多々あります。そうならないためにも、ポイント2でお伝えした「何を見るべきか」を頭に入れておいて見学することが大切です。
家づくり、特に新築では設備だけでも決めることがたくさんあります。たくさん時間をかけることも大切ですが、効率よく進めるためにもこれらのポイントを活用してみてください。
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